結婚相談所の退会には、成婚退会と中途退会の2つあります。
成婚退会は、文字通りめでたく成婚して退会することです。
中途退会は、活動を続けられない様々な理由によって、自分の都合で退会することです。
結婚相談所を途中で退会するには、費用は戻ってくるのか、引き止められたりしないか、または退会を伝える手段はどうするかなど、不安に思うことも多いと思います。
この記事では、結婚相談所を退会する具体的な理由や退会方法、さらに退会時に注意しておくべきポイントについて詳しく解説します。
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高額な費用を払って入会した結婚相談所をなぜ退会するのでしょうか?
ここでは、結婚相談所を退会する理由を紹介します。
結婚相談所を退会する理由は、婚活が上手くいっていないことが多いです。
お見合いを申し込んでも、お見合いが成立しないという内容が特に多いようです。
結婚したいと入会したものの、良い人との出会いがなかったり、いつも申し込みをしても断られてばかりでお見合いすら成立しないケースは少なくありません。
何度もお見合いを断られると、婚活する気力がなくなってしまうでしょう。
活動を続けていくことに不安を感じるため、退会を選びます。
2つ目の理由として、結婚相談所以外で相手が見つかったことが挙げられます。
婚活を始めると、自分磨きをしたり、結婚を意識することで魅力が増す人が多いです。
また、マッチングアプリなど他の婚活方法を併用することもあります。
結婚相談所以外で将来を考えられる相手と出会うこともあるでしょう。
このように結婚相談所以外で相手が見つかって、退会する場合は「中途退会」となります。
ただし、出会いがあっても結婚まで進めるかはわかりません。
退会せずに、休会制度を利用して状況を見極めてから判断しても遅くはありません。
3つ目の理由は、活動費用を払い続けられないことです。
短期間で結婚できると考えて入会したが、うまくいかず、婚活期間が長引くことがあります。
活動を始めた後、月々の出費が思っていたよりも負担になることもあるかもしれません。
また、入会前の説明資料になかった追加のオプション料金がかかったという話もあります。
このように活動費用が払い続けられないことも、結婚相談所を退会する理由となっています。
退会する4つ目の理由は、満足できるサポートが受けられないことです。
実際に活動してみると、サポートについて「期待と違った」ということが稀に起こります。
このような場合は、入会した結婚相談所に問題があるかもしれません。
退会を決める前に、一度カウンセラーに相談してみるとよいでしょう。
それでも改善されない場合は、別の結婚相談所に移籍することを考える必要があります。
婚活自体を完全に辞める場合もあります。
婚活をいつまで続けるかどうか、年齢を区切りにして活動している人もいます。
自分で決めた年齢までに良い人に出会えなければ、結婚は諦めて退会します。
このように、年齢を区切りに婚活を辞める判断は、決して悪いことではありません。
全ての人が結婚に向いている訳ではありません。
一人で生きていくことで、人生を豊かに過ごしている人も少なくありません。
このように、自分で区切りをつけて退会する人も一定数存在します。
では結婚相談所を退会すると決めた場合、どのように伝えたらよいのでしょうか?
ここでは、結婚相談所を退会するための方法について解説します。
店舗がある結婚相談所であれば、直接出向いて退会手続きをする必要があります。
退会の手続きを最後まで見届けることができるため、安心感がある方法です。
ただし、営業時間内に出向くため、時間がかかることがデメリットです。
メールやフォームから退会申請をすることも可能です。
最近では、フォームを設置している結婚相談所も増加しています。
退会届を添付するか、退会したい意思を送信することで、退会を受け付けてもらえます。
退会届には日付、会員名、住所、電話番号、退会の意思など必要事項を必ず明記しましょう。
しかし、メールだけでは退会できない場合もあります。
郵送などで必要書類を提出する必要があるのかなど、所属の結婚相談所に確認してください。
郵送で退会届を送ることで退会することも可能です。
この場合、普通郵便ではなく、必ず特定記録を使用しましょう。
公的に退会届を郵送したという記録を残しておくことが重要です。
多くの結婚相談所では、普通郵便でも退会届を受理してもらえます。
しかし、中には受け取っていないと言われ、退会できないケースも存在します。
そのため、特定記録を使い、トラブルを未然に防ぐことをおすすめします。
電話で直接退会の意思を伝える方法もあります。
ただし、電話では結婚相談所から引き止められてしまうことがあるため、注意が必要です。
電話で退会する場合は、どのように退会の意思を伝えるかは事前に準備しましょう。
口下手な人や相手の言うことに流されてしまいやすい人は、別の方法を取ってください。
結婚相談所を退会する際には、気を付けておきたいいくつかの注意点があります。
ここでは、結婚相談所の退会時の注意点を詳しく解説します。
退会する場合は、結婚相談所内の全ての活動が終了していなければなりません。
結婚相談所での活動とはお見合いの申込、お見合い、仮交際などの交際を指します。
例えば、お見合いが決定している、交際が終了していない場合も、退会できません。
お見合い予定がなく、交際も終了している状態で、退会申請をしましょう。
結婚相談所を退会するときは、活動を整理しておくことがポイントです。
結婚相談所では、成婚料が発生することが多くあります。
一般的には5万円〜30万円が相場で、高額な支払いになってしまいます。
これを免れるため、成婚を隠して中途退会を申請することは絶対にやめましょう。
成婚料でトラブルになってしまっては、せっかくの良い縁が台無しです。
成婚した場合は、お互いの結婚相談所に成婚の報告をして、気持ち良く退会しましょう。
結婚相談所によっては中途退会する際、違約金が発生する場合があります。
違約金というのは特定商取引法に定められているものです。
契約を交わしたサービスは、中途解約する際に支払う金額が決められています。
また、先払いしている料金がある場合、返金が可能かどうかも確認が必要です。
退会を迷っている場合は、休会制度を使うことを検討しましょう。
交際が破談になった場合など婚活疲れを起こしている場合は休会が効果的です。
少し休んで心機一転活動を再開した途端、良い出会いに結び付くケースもあります。
そのため、退会自体を悩んでいる時は、休会制度を利用する方法をおすすめします。
一度退会してしまうと、また入会するには入会金など費用がかかってしまいます。
退会はいつでもできるため、一度休会して、婚活をお休みしても良いかもしれません。
退会意思を伝えると、結婚相談所から引き止められることがあるかもしれません。
退会を決断した場合は、強い意思を持ち、きっぱりと断る勇気が必要です。
それでも引き止められる際は、システムが合わないことや、転勤や病気で続けられなくなったなど相手が納得できる理由を伝えると良いと思います。強い気持ちで退会の意思を伝えることが重要です。
ここまで、結婚相談所を退会する理由や退会方法、さらに注意点を解説しました。
結婚相談所は、数ある婚活方法の一つです。
絶対に結婚相談所でなければならない、ということはありません。
また、人によっては結婚自体を諦めるという決断をする人もいるでしょう。
いずれにしても、結婚相談所を退会した際に、引け目を感じる必要はありません。
自分のペースで婚活を進める、一人で生きていくなどの決心が必要です。
ただし、退会しようか迷っている場合は、もう一度冷静に考えてみると良いでしょう。
一度、退会すると再び入会するには、入会金等の費用がかかります。
退会したい理由が良い人に出会えないことであれば、タイミングの問題かもしれません。
退会する前にしっかりと考えて、次の一歩を踏み出しましょう。
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