遠距離恋愛からの結婚は難しいと言われています。
遠距離恋愛は頻繁に会えず、将来結婚するイメージも湧きにくいため、デメリットが多く存在します。
しかし、遠距離恋愛から幸せな結婚が出来たというカップルも少なくありません。
それでは、結婚へ進むかどうかの違いはどこにあるのでしょうか。
遠距離恋愛が難しい理由や結婚へ進むステップ、さらに結婚を決めるべきタイミングを解説します。
遠距離恋愛を始めると、うまくいかないカップルが多いです。
では、その理由はどのようなものでしょうか。
この章では、遠距離恋愛が難しいといわれる理由を解説します。
遠距離恋愛が難しい理由の1つ目は、実際に会える回数が少ないことが挙げられます。
交際中は、最低でも週に1度は会いたいと考える人は多くいます。
しかし、遠距離になると物理的に距離が遠く、会いに行くには時間とお金が必要です。
お互いが仕事をしていると予定を合わせるのも一苦労で、遠距離恋愛では頻繁に会えません。
会えないことで、お互いの気持ちが離れたり、浮気されるのではないかと疑心暗鬼になります。
頻繁に会えないことで、お互いが精神的に不安定になることが遠距離恋愛の難しさです。
遠距離恋愛の場合、頻繁に会えない分、マメにコミュニケーションをとる必要があります。
連絡を取り合わない間に、関係がうやむやになり自然消滅してしまうカップルもいます。
しかし、朝から晩までLINEや電話で連絡を取り合うことは、忙しい人にとっては苦痛です。
拘束時間が長かったり、職場にスマホを持ち込めない仕事の場合、日中連絡は取れません。
会えないうちに相手への不信感が募り、関係が消滅しやすいことも、遠距離恋愛の特徴です。
遠距離恋愛は場所によりますが、会うために飛行機や新幹線を使うケースもあります。
1回会うだけで数万円の交通費がかかってしまいます。
デート費用はリーズナブルに済ませたとしても、交通費で毎回数万円の出費は厳しいでしょう。
最初は我慢できますが、会う回数が増えたり交際期間が長くなってくると、このまま遠距離恋愛を続けていけるのか不安になることも多いと思います。
遠距離恋愛で結婚する際、どちらかが住んでいる場所を離れて相手の場所へ引っ越す必要があります。
住み慣れた場所には家族や友人がいたり、職場があったりと簡単に手放せるものではありません。
また、新しい場所で生活を始めることは、かなりの覚悟が必要です。
そこまでの覚悟が持てないうちは、結婚する決断はできません。
遠距離恋愛では相手が何をしているのか分からないため、浮気する可能性が高いです。
職場で仲が良い同僚や、身近な友人に食事に誘われることもあるでしょう。
食事だけのつもりが、その場の流れで、つい関係を持ってしまったというケースも少なくありません。
遠距離のため相手にバレにくいという気の緩みもあり、浮気に発展しやすいです。
現実的な距離と比例して、相手への気持ちも離れていってしまいます。
それでは遠距離恋愛から結婚へ進むことは、諦めないといけないのでしょうか。
ここでは、遠距離恋愛から結婚へ進むために押さえておきたい4つのステップを紹介します。
遠距離恋愛では、会う頻度やデート費用に関してルールを作ると良いと思います。
会うための交通費やお互いが連絡をするタイミングなど、細かく決めておくことをおすすめします。
特に、デート費用は頻度が増えるほど負担が大きいため、別れの原因になることもあります。
また、連絡を取り合うタイミングについても決めておいた方が良いです。
朝と夜は必ず連絡すると決めておくと、日中に連絡がなくても、不安になることがなくなります。
遠距離恋愛をうまく続けるためには、2人だけのルールを作ることが重要です。
遠距離恋愛から結婚へ進むためには、早いタイミングでお互いの両親に紹介すると良いでしょう。
両親への紹介は最後でもいいのでは?と考える人もいます。
しかし、遠距離恋愛の場合は、1日でも早く両親に紹介することが重要です。
相手の両親に挨拶をすることで、結婚するという意思を明確に持つことができるからです。
結婚することが共通の意識としてあれば、何かすれ違ってしまっても、別れる前に仲直りしたり、「結婚するまでの我慢」という気持ちを持ち続けられます。
そのためにも、早めにお互いの両親に結婚を前提にお付き合いすることを明言しておきましょう。
遠距離恋愛の場合、会う回数が少ないため、将来の結婚をイメージする時間がありません。
見えないゴールに向かって走っているようなもので、途中で競争から離脱しやすくなります。
そのため、お互いに将来の結婚のイメージを明確にしておくことが大切です。
たとえば、1年後にどちらかが転職して一緒に暮らす約束や、資金が100万円貯まったら結婚するなど、具体的なイメージを作って共通の認識を持っておくと良いでしょう。
イメージが明確だと、結婚へのモチベーションが高まります。
遠距離恋愛で最も重要なことは、相手をどれだけ信じられるかです。
頻繁に会うことができず、浮気をしてもバレにくい環境であるため、相手への信頼が不可欠です。
反対に信頼をしていない相手とは、遠距離恋愛を続けていくことは困難です。
そのためにも、連絡はマメに行いましょう。
たとえば、「朝起きた時、夜寝る前の2回は必ず連絡する」というルールが効果的です。
ルールを決めておくことで、精神的に安定することに繋がります。
重要なポイントとして、仕事が忙しくて連絡できないなどの言い訳ができない時間を考えましょう。
遠距離恋愛では、相手の存在を毎日確認することが大変重要です。
そのため、相手を信じることとマメに連絡し合うことが大切です。
遠距離恋愛から結婚したカップルは、どのようなタイミングで決断したのでしょうか?
ここでは、結婚を決断する3つのタイミングについて解説します。
遠距離恋愛の場合は、どちらかが相手が住む場所に引っ越す必要があります。
そのベストなタイミングが、転職や転勤です。
住み慣れた土地を引っ越し、新しい土地に移る時が、結婚を決めるベストなタイミングと言えます。
特に転職であれば、パートナーと新しい生活をスタートできます。
2人で一緒に新生活を歩む決断ができたとき、結婚も決断できるでしょう。
遠距離恋愛のデメリットは、会う度にお金がかかることです。
思うように結婚資金が貯まらない可能性もあります。
だからこそ、目標としている結婚資金が貯まったタイミングが決断のときです。
遠距離恋愛の場合、どちらかが引っ越す必要があるため、引っ越し費用がかかります。
結婚資金が貯まれば、安心して新生活を始められるでしょう。
遠距離恋愛をしていて、赤ちゃんを授かった場合も、結婚に踏み切ることができるでしょう。
悩んでいて行動に移せずにいたことも、「赤ちゃんのため」と前向きに考えられます。
何より2人にとって、かけがえのない存在です。
子どもを授かった時は、遠距離恋愛カップルが結婚を決めることが多いタイミングです。
ここまで遠距離恋愛が難しい理由や、結婚に進むための4つのステップについて解説しました。
さらに結婚を決めるタイミングについても紹介しました。
たしかに、遠距離恋愛は頻繁に会えず、浮気などで最終的に別れてしまうケースも少なくありません。
しかし、最初から2人で計画を立て、ルールがあれば、結婚することも可能です。
遠距離だからこそ、お互いのことを思いやり、良い関係を築ける場合も多いです。
遠距離恋愛だからと諦めることなく、よく話し合いながら進むことで幸せな結婚ができます。
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