20代前半で結婚をする人はどのような特徴があるのでしょうか。
また、若いうちに結婚することはどのようなメリットがあるか知っていますか。
今は晩婚化の時代で、20代前半で結婚する人は極めて稀です。
それでも、20代前半にこだわって早く結婚する人は少なからず存在します。
この記事では、20代前半で結婚する人の特徴、早く結婚するメリットやデメリットを解説します。
総務省統計局の令和2年国勢調査の結果を確認してみましょう。
20歳〜24歳の有配偶の割合は男性4.1%、女性6.5%という結果です。
25歳〜29歳でも男性22.7%、女性32.3%で、20代前半で結婚する割合は少ないことが分かります。
では、20代前半で結婚する男女はどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、早くに結婚する人の特徴について詳しく解説します。
20代前半で結婚する人は、金銭面・精神面で自立しています。
20代前半は仕事について間もないため、収入が安定しないケースが多いです。
しかし、この時期に結婚する人は安定した仕事と一定の収入があります。
その上で、精神的にも家庭を築けるだけの余裕があり、自分の気持ちをコントロールしながらパートナーとうまくやっていける精神的な強さを兼ね備えています。
結婚願望が強い人も20代前半で結婚する人の特徴です。
早く家庭を築き、パートナーと共に暮らしたい希望を持つ人は、早いタイミングで結婚に繋がります。
また、将来のビジョンや目的がはっきりしている人も、結婚願望が強い傾向にあります。
将来、子どもが多く欲しいと考える人も20代前半で結婚することが多いです。
特に女性の場合、出産し子育てをするためには、どうしても時間的な制限があります。
年齢が若ければ若いほど、出産リスクは下がります。
早めに出産をすることで、子供が成長した後の第二の人生を楽しむことも可能でしょう。
そのため、早めに子どもを産み育てたいという人は20代前半の結婚を選ぶ傾向があります。
また20代前半で結婚している人が周りに多い環境があると、早めに結婚するケースが増加します。
実際に結婚した人の意見を聞くことができ、相談できる人が近くにいると安心感があるでしょう。
20代前半で結婚することに不安を持たずに、決断することができるようです。
20代前半で結婚する人の多くが、学生時代からパートナーとお付き合いを続けている人です。
長期的に交際しているため、相手への理解もできています。
また、それぞれの両親も結婚に反対しない傾向があります。
学生時代から交際している場合は、卒業を機に結婚するケースが多いです。
積極的に出会いを探して努力している人も、20代前半で結婚するケースが多いです。
マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所など若いうちから真剣に出会いを求め活動していれば、良い人と出会うのも早く、それに比例して結婚の時期も早くなります。
ここからは、男女別に20代前半で結婚する人の特徴について見ていきましょう。
まずは、20代前半で結婚する男性の特徴です。
結婚をすることは、社会的な責任が伴います。
金銭的にも精神的にも強い責任感がないと、結婚に踏み切る決断はできないでしょう。
20代前半で結婚する男性は、真面目で責任感がある人が多いです。
20代前半で結婚できる人は、決断力がある男らしい性格の人です。
自分に自信があるため、結婚という一大決心もきっぱりと決断できます。
結婚には決断力と実行力が必要です。
若くして結婚する人は、家庭や子育てに前向きに取り組む人が多いです。
特に男性は、子煩悩で家事や子育てを分担してこなす人が早めの結婚を選びます。
20代前半からパートナーと家事や育児に取り組むことができると、将来的に安定した生活を送れます。
男性の場合、20代前半でも年上の女性と交際していると、早く結婚する傾向があります。
年上女性から影響を受け、結婚のイメージができている男性は結婚に対して抵抗感がありません。
精神的にも成熟しているため、お互いに結婚の話題が出やすいことも一因と言えます。
一方、20代前半で結婚する女性はどのような特徴があるのでしょうか。
早く結婚する女性の特徴を詳しく見ていきます。
20代前半で結婚できる女性は、恋愛と結婚をきちんと区別できている場合がほとんどです。
恋愛の先に結婚があると考える20代女性は多いです。
しかし、若くして結婚できる女性は、恋愛と結婚は違うことを熟知しています。
そのため、パートナー選びも最初から結婚を目的に相手を選ぶ傾向があります。
20代前半で結婚できる女性は相手に高望みせず、現実を把握できているケースが多いです。
もちろん理想は持っていますが、必要以上に高い理想を描くことをしません。
また、自分と釣り合う男性をよく理解し、見つけています。
理想や条件ばかりを追い求めすぎると、婚期を逃してしまうことを分かっています。
若くして結婚をする女性は、将来設計をしっかりとできている人が多いです。
「30代のとき何をしたいか」、「老後にどんな人生を送りたいか」など、常に人生プランを考えています。
将来を考え逆算することができるため、20代前半で結婚するという決断をします。
「結婚したい」と男性に自分の意思を明確に伝えられることも、20代前半で結婚する女性の特徴です。
女性にとって、結婚は人生の大きなターニングポイントです。
考えるだけでなく、男性に伝える勇気を持つ女性は、若くして幸せを手に入れられるでしょう。
20代前半で結婚することにどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、そのメリットについて解説します。
20代前半で結婚することで、早いタイミングで出産や子育てをすることが可能です。
子どもを育てるためには、夜泣きの世話や離乳食を作るなど、必ず体力が必要です。
一番手のかかる子どもが小さいときが20代であれば、30代になったときには子どもは手を離れます。
成人した後もまだ40代で、第二の人生の自由な時間を楽しめるメリットもあります。
出産をして20代前半に育児を頑張った場合、20代後半で職場復帰できます。
一般的には、20代後半に出産して育児休暇を取得するため、復帰は30代になることが多いです。
30代を超えると、職場復帰や再就職が困難なケースもあります。
20代前半に出産して早く復帰すると、年齢的にも有利に社会復帰することが可能です。
子育てや育児は、経済的に大きな負担があります。
20代前半で結婚する場合、働き盛りのうちに子育てが終了します。
そのため、経済的負担が軽く済むこともメリットの1つです。
年齢を重ねた後の子育ての場合、定年を過ぎた後に教育費がかかることがあります。
希望の大学へ進学させられないというケースもあるため、早めの結婚の方が良いでしょう。
早めに子育てを済ませた場合、30代以降は余裕のある生活が待っています。
第二の人生を謳歌することもできると言われています。
若い頃の苦労は、体力的にも問題なく、あっという間に子育てが終わります。
20代のうちに子育てを終え、30代以降の人生を謳歌できることも、早めに結婚するメリットです。
ここまで、20代前半で結婚するメリットについて見てきました。
では、若くして結婚するデメリットはないのでしょうか。
ここでは、早い結婚にありがちなデメリットについて解説します。
20代は友人と遊んだり、さまざまな所に出かけたい年代です。
しかし、この時期に結婚すると、独身の同世代の友人との関係は疎遠になります。
友人側も、結婚したあなたに声をかけることには気を遣います。
もし誘いがあっても、思うように自由な時間を作ることは困難です。
20代前半の結婚は、同世代の友人と一緒に遊ぶ時間を作ることが減ることを覚えておきましょう。
20代は収入が、それほど多くありません。
仮に共働きで働いていたとしても、年齢的に多くの収入は期待できないでしょう。
必死でやりくりをして子育てをするため、経済的に余裕がないことも覚悟する必要があります。
結婚が早いと、人によっては早い段階で相手に嫌気がさし離婚してしまうケースもあるでしょう。
特に、年齢が若ければ再婚してやり直せるため、離婚するカップルも少なくありません。
結婚するにはお互いが精神的にまだ若かったということも考えられます。
ここまで、20代前半で結婚する人の割合や、若くして結婚する人の特徴を男女別に解説しました。
20代前半で結婚する人の多くは、精神的・経済的に自立していて、自分の将来設計をしっかりしている人が多いことが分かったかと思います。
20代前半の結婚にはデメリットもありますが、メリットが多いです。
主なメリットは以下の通りです。
このように、20代前半の結婚は多くのメリットがあります。
結婚相談所を利用する際にも、20代は会員自体も少ないため、非常に人気が高いです。
条件が良い相手と出会う確率は30代よりも高くなります。
できるだけ早いうちに将来を共にするパートナーを見つけ、幸せな結婚生活を送りましょう。
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