【SAPフリーランス必見】SAP案件情報でチェックすべき8つのポイントを解説!

SAPフリーランスにとってどのSAP案件に参画するのかということは、最大の関心事であると同時に、最大の悩みごとの1つかと思います。
SAP案件情報サイトで案件を確認しても、「たくさん案件があって目移りする」、「自分に合う案件が見つからない・分からない」と悩むSAPフリーランスの方も多いと思います。

本記事では、SAPフリーランスがSAP案件情報を確認する時にチェックすべき8つのポイントについて解説します。

目次

①案件種別

1つ目のチェックポイントは案件種別です。

参画する案件の種別は大きく分けると、新規導入案件、バージョンアップ案件、運用保守案件の3つがあります。
一概には言えませんが、一般的に新規導入案件>バージョンアップ案件>運用保守案件の順番で難易度が上がります。

また、これら案件の種別に対してグローバル案件という要素が加わります。
例えば、グローバル展開の新規導入案件やグローバルの運用保守案件といった具合です。
グローバル案件はSAPコンサルタントとしてのスキル以外に高い英語力が必要とされるため、プラスアルファで単価アップを狙うチャンスでもあります。

案件の種類により求められるスキルや獲得できるスキルが変わると共に単価が大きく変わってくるため、自分のキャリアを振り返り、現状獲得しているスキル、これから身に付けるべきスキルをしっかり把握し、参画する案件の種類を決めると良いでしょう。

②商流

2つ目のチェックポイントは商流です。

商流で確認すべきポイントは、顧客から見て自分が何次請けに該当するのかということです。
顧客と自分の間にプライムベンダー、エージェントなど、どういう利害関係者がいくつ存在するのか確認しましょう。
商流が深ければ深いほど、単価が低くなる傾向があるため、商流が高い案件に参画するようにしましょう。

それでは、商流で確認する3つのポイントについて解説していきます。

顧客

商流でチェックすべき1つ目のポイントは顧客です。

SAP案件情報サイトでは顧客の具体的な会社名が伏せられていることが一般的ですが、可能であれば顧客の会社名、最低でも顧客の業界・業種、売上規模を担当者に確認するようにしましょう。

業界・業種によっては独特の商習慣があり、プロジェクト参画経験を必要とするものも存在します。
自分の経験業種や得意業種の場合は単価アップの交渉の材料に使えることがあるため、業界・業種は確認しましょう。
また、顧客が百億円企業なのか、千億円企業なのか、一兆円企業なのかで案件の規模感が大きく変わってきます。
売上規模が分かることで、そこから案件の難易度を推し量ることができるため、売上規模も忘れずに確認しましょう。

プライムベンダー

商流で確認すべきポイントの2つ目はプライムベンダーです。

なぜプライムベンダーを確認するのかというと、プライムベンダーごとにお財布事情や文化に違いがあるからです。
SAP案件情報サイトではプライムベンダーの具体的な会社名も伏せられていることが一般的ですが、可能であればプライムベンダーの会社名、最低でもプライムベンダーがコンサルティングファーム系なのかSIer系なのか担当者に確認しましょう。

プライムベンダーも大きくと分けると、コンサルティングファーム系、SIer系の2種類があります。
一概には言えませんが、SIer出身者にも関わらず、コンサルティングファームの案件に参画すると、育った環境や文化が違うことにより、プロジェクトに対する考え方や進め方に戸惑い、パフォーマンスが十分に発揮できないというケースがありますので、注意しましょう。

エージェント

商流でチェックすべき3つ目のポイントはエージェントです。

フリーランスが案件を獲得するためにはエージェントの活用が必須になりますが、エージェントによってマージン(手数料)、サポート内容が大きく異なるため、この2点は抑えるようにしましょう。

マージン(手数料)については公開していないエージェントが圧倒的多数ですが、中にはマージンを公開している良心的なエージェントもあるため、このようなエージェントがオススメです。
また、エージェントが単なる口座貸しなのか、福利厚生含めてサポートしてくれるのか、どういうサポートを実施してくれるのか確認するようにしましょう。

③モジュール

3つ目のチェックポイントはモジュールです。

基本的には自分が対応可能なモジュールで案件をフィルタリングする形で問題ありませんが、ここでは少し踏み込んで案件をチェックするポイントについて解説します。

SAP案件情報サイトには、例えば、FIのモジュールだけでなく、SD、MMなどの他モジュールを募集しているケースがあり、その案件がどのスコープでSAPを導入しようとしているのか推測できることがあります。
FI+CO、PP+COなど、自分の得意とするモジュールと近接する領域のモジュールも含め複数モジュールの対応ができるSAPフリーランスの場合は、案件のスコープに幅広くマッチすると、参画時や参画後に単価アップの交渉に繋げられる可能性があるため、この点はきっちり確認するようにしましょう。

④ポジション

4つ目のチェックポイントはポジションです。

ポジションは大きく分けると、プロジェクトマネジャー(リーダー)、チーム(モジュール)リーダー、担当者の3つあり、左に行けば行くほど案件の数自体は少なくなっていきます。

担当者クラスはさほど問題になりませんが、プロジェクトマネジャー、チームリーダークラスになると、前職で何十億~何百億のプロジェクトマネジャーの経験がある、何十人~何百人規模のマネジャーの経験があるなど、それ相応の経験値が要求されます。
担当者クラスで単価200万円を超える案件にお目にかかる機会は少ないですが、プロジェクトマネジャークラスになると単価200万円を超えて青天井の案件も存在します。

⑤フェーズ

5つ目のチェックポイントはフェーズです。

要件定義フェーズなのか、テストフェーズなのか、参画するフェーズにより身に付けられるスキル、求められるスキルは大きく異なってきます。また、上流のフェーズに行けば行くほど、単価は高くなる傾向があります。

よくあるケースとして、FIコンサルタントとしての経験はあっても、テストフェーズ、移行フェーズなど下流のフェーズの経験しかなく、上流の要件定義フェーズの経験が全く無いというフリーランスに遭遇します。
自分自身の経験やキャリアをきちんと棚卸・分析し、 フェーズによるスキルアンマッチが起きないように、参画するフェーズを決めるようにしましょう。

⑥契約形態

6つ目のチェックポイントは契約形態です。

フリーランスの場合は会社員と違い、案件に参画する場合には必ず契約を結ぶ必要があります。
契約形態には準委任契約、請負契約、派遣契約などがあり、案件がどの契約形態となるのか確認するようにしましょう。

契約形態により、納品物(要件定義書などの成果物 or 作業実績報告書)や指揮命令系統も変わるため、それに合わせて働き方も大きく変わる可能性があります。
特に、請負契約の場合は注意が必要となるため、契約する場合は契約書面で契約条件をしっかり確認するようにしましょう。

⑦勤務地

7つ目のチェックポイントは勤務地です。

勤務地は大きく分けると、オンサイトもしくはリモートの2つあります。
また、オンサイトの場合は自宅やプロジェクトの場所の関係で、通勤タイプと出張タイプに分かれます。

どちらが良いとは一概には言えませんが、ある程度プロジェクト経験があり独力でも推進できる方はリモート、若手で経験が浅い方は他メンバーからのサポートや指導が受けやすいオンサイトがオススメです。

また、フリーランスの魅力の一つに、様々な土地に滞在し、観光や名物を楽しみながら働くという働き方があります。
そういう仕事だけでなく、プライベート含めて楽しみたいという方には出張タイプがオススメです。

⑧単価

一番最後のチェックポイントは単価です。

なぜ単価を最後のチェックポイントに持ってきたのか、それは単価ばかりに気を取られ、 ○○円が高くて、△△円が安いという単価の金額だけで案件を判断する方がいるからです。
単価単体で案件を判断することは非常に危険で、運用保守の担当者レベルの案件A(単価150万円)とグローバル展開+新規導入のプロジェクトマネジャーレベルの案件B(単価180万円)では金額の額面だけ見れば案件Bですが、難易度などを考慮すると、圧倒的にお得であるのは案件Aです。
ですので、単価単体で判断するのではなく、上記7つのチェックポイントと単価を天秤にかけて判断する必要があります。

また、単価以外に出張費等の諸経費が別であるというケースもあるため、諸経費も確認し、単価と諸経費を合わせて総合的に判断するようにしましょう。

まとめ

SAPフリーランスがSAP案件情報を確認するときにチェックすべき8つのポイントについて解説しましたが、色々な要素を総合的に判断しなければならないことに気づいたかと思います。
SAPフリーランス駆け出しの頃はこれらの要素を総合的に分析し、その単価が適正か判断する相場観が無いため、自分にマッチしていない案件に参画しているフリーランスをよく目にします。
まずは信頼できるエージェントを見つけ、自分の希望に合った案件に参画するようにしましょう。

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