SAP Noteとは!? SAP Noteの適用方法と適用状況確認方法を解説

SAP Basisの定常業務の一つにSAP Note適用があります。
SAP NoteはSAP Basisが担当というイメージもあるかと思いますが、アプリケーション担当もきちんと理解しておくべき事項もあるため、本記事ではSAP Noteとは何なのか、SAP Noteの適用方法と適用状況確認方法について解説していきます。

目次

SAP Noteとは

SAP Noteにも色々な種類(Ex.コンサルティング、FAQ)がありますが、
SAP Noteとは、SAP標準プログラムに対する修正プログラム(パッチ)のことです。

複数のSAP Noteをまとめたものをサポートパッケージ(SP)、さらに、複数のサポートパッケージ(SP)をまとめたものをサポートパッケージスタック(SPS)と呼びます。
SAP NoteはSAP Support Portalから確認、ダウンロードできます。

SAP Noteを適用する方法

SAP Noteを適用するためにはトランザクションコード:SNOTE(ノートアシスタント)を使用します。

【SAP Note適用手順】
 1.トランザクションコード:SNOTEを実行
 2.「SAPノートダウンロード」ボタンを押下
 3.ダウンロードしたSAP Noteを選択し、「SAPノート適用」ボタンを押下
 
上記手順後はダイアログ画面の注意事項に従いながら、SAP Noteの修正プログラムを有効化し、移送依頼を取得します。
基本的にトランザクションコード:SNOTEでSAP Note適用作業は完結しますが、トランザクションコード:SNOTEで反映できない変更がある(マニュアルアクティビティが存在するSAP Note)場合はSAP Note適用者自身がSAP Noteの指示に従い、追加で変更作業を実施します。

SAP Noteの適用状況を確認する方法

SAP Noteを適用した場合、バージョンアップやサポートパッケージ(SP)適用時に調整が必要となる可能性があるため、SAP導入企業ではどのSAP Noteを適用したのか台帳管理していることが多いかと思います。
今回は台帳上ではなく、SAPシステム上からSAP Noteの適用状況を確認する方法について解説していきます。

【その1】トランザクションコード:SNOTE(ノートアシスタント)で確認する

トランザクションコード:SNOTEは特定のSAP Noteが適用されているか確認する場合に使用します。

【SAP Note適用状況確認手順】
 1.トランザクションコード:SNOTEを実行
 2.メニュー「ジャンプ」⇒「SAPノートブラウザ」を押下
 3.SAP Note番号を入力し、実行
 4.適用ステータスの値を確認
 
適用ステータスからSAPNoteの適用状況を確認します。
 ①適用ステータスが「適用済(完全)」の場合
  適用済のSAP Noteとなります。
 ②適用ステータスが「適用可能」の場合
  未適用の状態であり、そのシステムで適用可能なSAP Noteとなります。
 ③適用ステータスが「適用不可」の場合
  システムのバージョンにSAP Noteが対応していない、システムのバージョンは既に該当のSAP Noteを含んでいるなど、
  このステータスの場合はシステムのバージョンにより判断が分かれるため、注意が必要です。

【その2】テーブル:CWBNTCUSTで確認する

トランザクションコード:SNOTEで確認する方法は適用状況を確認するSAP Noteがある前提ですが、どのSAP Noteを適用したのか全く見当がつかない場合はテーブル:CWBNTCUSTで確認する方法を使用してください。
また、前者が単一のSAP Noteしか適用状況を確認できないのに対し、後者は複数のSAP Noteの適用状況を確認できます。
なお、テーブル:CWBNTCUSTにはそのシステムでダウンロードしたSAP Noteの一覧が格納されています。

【SAP Note適用状況確認手順】
 1.トランザクションコード:SE16を実行
 2.テーブル:CWBNTCUSTを入力し、実行
 3.適用ステータスの値を確認

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